手塚作品を江戸風鈴で制作して最も苦労した点また工夫した点は何か?
キャラクターの世界観を損なわずに風鈴をデザインするのに苦労しました。ひょうたんつぎについてはよりひょうたんつぎに近づけるために従来にない形状の風鈴にしています。
もともと手描きですのでキャラクター物には向いていない(絵が少しずつ違ってしまうため)ので、それも大変です。
手塚作品を江戸風鈴で制作した
篠原姉妹の作品へのインタビューをご紹介致します。
キャラクターの世界観を損なわずに風鈴をデザインするのに苦労しました。ひょうたんつぎについてはよりひょうたんつぎに近づけるために従来にない形状の風鈴にしています。
もともと手描きですのでキャラクター物には向いていない(絵が少しずつ違ってしまうため)ので、それも大変です。
手塚治虫作品が好きで、キャラクターショップでアルバイトをしていたことがあります。題材の豊富さ、ハッピーエンドでない物語に夢中になりました。没後30年を数えようとしていますが、今読んでも面白く、古典でありながらも現代に生きているような普遍的な魅力にとらわれています。
話を伺った時は素直に嬉しいと思いました。
ただ、ファンも多いですし、物語もすごく面白いものばかりなので、その中からどれを選んで風鈴でどう表現するのか、またそれをうまくできるのかという不安がいまだにあります。
W3、七色いんこ、どろろなど他にもたくさんのキャラクターがいるので、機会があればそういったものにもチャレンジしてみたいと考えています。
1984年 東京生まれ 幼少より手伝いを始め、
大学卒業後(2008年4月)本格的に父に師事 今に至る
1981年東京都生まれ。大学卒業後、父篠原裕に師事。
洗練されたデザインが高く評価されている
平成23年 東京の伝統的工芸品チャレンジ大賞 奨励賞受賞
平成25年 第30回江戸川伝統工芸展 教育委員会賞受賞