【美大生×金工職人 産学公プロジェクト作品】
名前の通りに折り曲げて使うことで、これまでのクリップ型の金属製の栞とは違い、本を痛めにくくなっています。もちろん真っ直ぐのまま栞としても、紐を通してブックバンドとしても使うことが出来ます。丸型と菱形の2種類。
横塚さんと美大生(女子美術大学 円谷 彩乃 さん)の新鮮なデザイン感覚から生み出されたコラボレーション作品です。
日本製 ※手作り品の為、多少の個体差が発生する場合がございます。ご理解の程、宜しくお願い致します。
金工とは
「金工」とは、金属に加工を施す技術(鋳金(ちゅうきん)・彫金・鍛金・板金(ばんきん)など)や、その職人のことを指します。中でも、鋳金は溶かした金属を専用の型(鋳型(いがた))に流し込み成形を行うもので、この鋳造と呼ばれる工程を経て出来る製品は鋳物(いもの)と言います。
組紐の匠 奥田禄郎さん
1930年東京都生まれ
大学在学中の夏休みに組紐の製造卸業・元木俊之介商店でアルバイトをしたことをきっかけに組紐の魅力に染まり卒業と同時に同社に入社。
1960年30歳の若さで独立し元木屋奥田商店を構える。
その後も研鑽に励み多くの作品を排出している。
江戸川区伝統工芸展にて区長賞、区議会議長賞、巧芸賞など多くの受賞の名誉を得て今日に至る。
高齢ともなりご子息が共働して継承している。