篠笛を始めるきっかけ
高校の和太鼓部で、和太鼓と共に篠笛を始めたのがきっかけです。その時期に、能楽師一噌流笛方の一噌幸弘師にお会いすることが出来、笛の可能性やライブでの生き生きとした表現、能管の威力に圧倒され、プロの奏者を目指す様になりました。
千葉県習志野市出身。
能楽師一噌流笛方一噌幸弘氏に師事。
日本の伝統楽器である横笛、篠笛・能管を用い、古典の技術を学びながらオリジナルの世界を追求している。
作曲や篠笛指導を行っており、各地域に楽曲も提供している。
参加ユニットに、「AUN J クラシック・オーケストラ」笛とギターによる「竹弦囃子」、笛と太鼓による「打花打火」。
AUN J クラシック・オーケストラ公式サイト http://www.aunj.jp/jpn/jpn.html
高校の和太鼓部で、和太鼓と共に篠笛を始めたのがきっかけです。その時期に、能楽師一噌流笛方の一噌幸弘師にお会いすることが出来、笛の可能性やライブでの生き生きとした表現、能管の威力に圧倒され、プロの奏者を目指す様になりました。
素朴でどこか懐かしい音色と、天に刺さる様な高音から、ふくよかな中音、渋い低音まで、様々な音が出せる所です。
山田路子が使用している「蘭照笛」販売サイトはこちら。
https://heart-tree.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2635125&csid=0
篠笛とは笛、竹笛、横笛とも呼ばれる日本の管楽器です。素材は、篠竹(女竹)から出来ています。起源は定かではなく、中国大陸から伝わって来たものを模倣して作られたのか、その以前から日本に竹を素材とした笛があったのか、確かな説はありません。篠笛は、祭り囃子、神楽囃子、獅子舞囃子、歌舞伎、長唄、民謡などに用いられます。中でも、お囃子等で使われる笛を「囃子物」「古典調」の篠笛といいます。この笛は、単一の規格を持っておらず、管の長さや指孔の数も一律では無く、その土地や用途によって異なります。一方、「唄物」の篠笛は、指孔が六〜七孔有り、音階は西洋音階(ドレミ調)となっている為、様々な西洋音階の楽器と合わせることが出来ます。(AUN J クラシックオーケストラでは、主に唄物の篠笛を使っています。)記譜法は、現在は数字譜や西洋譜を用いますが、本来は譜面が無く、口伝で受け継がれています。
日常や旅先で観た景色などを、思い出しながら曲を作ったり、こんな奏法を使って曲を作ったら面白いかな?この笛のここの音色を上手く生かした曲は出来ないかな?など、一つのアイディアやモチーフを膨らませて、作ることもあります。その時受けた刺激や感動から、それらを自分の笛の音やメロディと合わせ、実験する気持ちで作ったり、お客様に届けたい曲を、自分なりにイメージして作ったりします。
勢いで突き進む所や、低音笛を吹く所、感情が音や顔にすぐ出てしまう所かなあと思います。
年に数回、自主ライブを行い、その時の自分が表現したい事をお客様に届けたり、新たなチャレンジをして、自分と向き合う時間にしています。また、所属しているユニットの演奏会や、イベント演奏を行ったり、師匠である一噌幸弘師のお手伝いをさせて頂いたり、様々なジャンルの方とのコラボレーションも行っています。
オリジナルのアルバムをリリースしたり、CMやアニメ、ゲーム、芝居などのレコーディングに参加したりもしています。
レッスンは千葉県と都内で行い、生徒さん達と慰問演奏に行ったり、年一回の発表会も行っています。
詳しくは、下記まで。
http://shinobue-michiko.com
より味わい深い音を出せる様、これからも研究して行きたいですし、日本文化を始め、様々な文化に触れて学び、表現の幅を広げて行きたいです。そして、おばあちゃんになっても笛を吹いていたいです。